シロアリ予防をすべき時期とその期間

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シロアリ予防といわれれば、家を建ててから5年で効果が薄れてくると、よく聞きます。

いつまでも家を安全に保ちたいと考える人が多いのは当然ですが、予防に適した時期というのがあるのでしょうか。

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シロアリの予防時期

シロアリは冬眠することがありません。

年間を通じて繁殖を続けています。

これはシロアリがとても弱い虫だということもあり、常に個体数を増やす必要があるからなのです。

ただし、6℃以下になると動きはややおとなしくなるようです。

最も活発に活動する時期といえば羽アリが飛び立つ時期だといえますが、羽アリ以外のシロアリは通常と同じように暮らしています。

羽アリは全体の1%にも満たないので、羽アリをいくら駆除しても意味がないのです。


◆ヤマトシロアリの羽アリが飛び立つ時期……4月~5月

◆イエシロアリの羽アリが飛び立つ時期……6月~7月

◆アメリカカンザイシロアリの羽アリが飛び立つ時期……67月~10月


羽アリを見てはじめてシロアリの存在に気づくことが多いので、夏頃に予防や駆除をするご家庭が多いのですが、シロアリの予防については年間を通していつでも適しているといえます。

特に最近の住宅は断熱性能が優れていますので、シロアリにとっては「いつでも活動期」と考えていいでしょう。

そのためシロアリの予防の時期は「思いたった時」でいいのです。

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シロアリの予防期間

シロアリの予防の期間は工法によって違ってきます。

シロアリ予防にはシロアリの侵入経路となる床下に薬剤を散布する「バリア工法」と地中に薬剤入りのエサを設置して食べさせ巣に持って帰らせ、巣ごと駆除する「ベイト工法」があります。

「バリア工法」の場合は約5時間ほど入念に散布をすれば、その日1日でシロアリ予防は終わり、薬剤の保証期間である5年間は何もする必要はありません。

一方、「ベイト工法」では地中に埋めたエサをシロアリが食べているか定期的に点検、食べていなければ場所を変える、食べていればエサを補充するなど長期間にわたってメンテナンスをする必要があります。

そのため一般的には後者の「ベイト工法」の方が料金が高くなる場合が多いです。

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「バリア工法」は費用も安く済み、一度の施工で終わるので手軽ですが、安全とはいえ薬剤を使用するのでシックハウス症候群を持つ人には抵抗があるようです。

「ベイト工法」では人間にはほとんど害のない薬剤を使用しているため、「バリア工法」にくらべて安心ですが、効果がでるまでに時間がかかることと、エサに食いつかなければ、知らない間に家を食害される可能性があります。

どちらがいいのかは人それぞれとなるでしょう。

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意外と天敵の多いシロアリ

年間を通じてシロアリが活動するのもシロアリがとても弱い虫だからだといいましたが、どれほど弱いかというと、太陽光の下でうろうろするだけで衰弱してしまうほどなのです。

そのため「蟻道」といわれる土やフンで作ったトンネルの中を移動する生態をもっています。

また「蟻道」を作るのは、外敵から身を守るためでもあります。

以前、「蟻道」を壊してみたことがあるのですが、中からは黒アリが出てきました。

黒アリはシロアリを捕食するために「蟻道」に侵入していたようです。

シロアリの兵アリは攻撃に有効な口のカタチをもち、そのため自分で食事が出来ないほどなのですが、それでも黒アリにはあっさりと負けてしまいます。

シロアリは皮膚が薄い上に、上質なたんぱく質が体の特徴ですから、東南アジアなどではシロアリを食べる民族もいるほどです。

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また海外ではペットのエサとしてもシロアリは重宝されています。

鳥、カエル、トカゲなどの爬虫類にとってシロアリはとても栄養価の富んだエサで、シロアリを与えるとペットが健康になるそうです。

また他にも天敵がいます。

クモもシロアリが大好きです。

シロアリの羽アリをクモの巣でとらえるだけでなく、直接、飛び掛かって食べることも多いです。

それからシロアリ同様、害虫とされているムカデやヤスデ、ダンゴ虫もシロアリの天敵だといわれています。

初夏に飛来するツバメもシロアリを探しながら飛んでいますから、その時期に飛び立つ羽アリにとっては大きな脅威ですね。

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それでも羽アリたちは、新しい巣を作るために飛び立たなくてはなりません。

自分の背中にある日、羽が生えてしまい飛来の時期がきたのにもかかわらず、もとの巣にとどまっていたとしたら、・・・

その羽アリは兵アリに殺されることになるのです。

羽アリが飛び立つ時期に、シロアリの巣の入り口をふさいでみたら、全ての羽アリが殺されていたそうです。

下等生物だといわれているシロアリですが、地球が与えたセオリーがあるのですね。

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新しいシロアリ駆除法

シロアリがいかに弱い生き物なのかをご紹介してきましたが、実はシロアリは温度にも弱いのです。

なんと50℃で死滅するということがわかっています。

ハワイはカラッとした気候で過ごしやすい土地柄ですが、海に近いせいかシロアリの被害がとても多いところです。

不動産物件は、売買の前にシロアリ駆除が義務付けられているほどですから、日本より厳しいですね。

引用:https://www.hawaiideohyeah.com/

そんなハワイでのシロアリ駆除のひとつが「熱処理」(Heat Fumigation)

被害の箇所に温度センサーをいくつも取り付けて温度を上げていきます。

成功率は90%、料金は3500ドル、日本円で40万円ちょっととお高めですが、この熱処理をなんとか応用したら、日本でも新しいシロアリ駆除方法が確立されるかもしれません。

シロアリが熱に弱い・・・

面白いところに着目していますね。

引用:https://www.hawaiideohyeah.com/

実際ハワイでのシロアリ駆除・予防の90%はホウ酸由来の薬剤でなされているので、日本はまだまだ遅れているといえるのかもしれません。

ホウ酸由来の薬剤は高価で中々一般的には使用されていませんが、一度処理すれば何十年も効果が持続する上、人体への影響もないといわれています。

日本では重要文化財や神社仏閣ではホウ酸由来の薬剤が使用されているようです。

ハワイに限らず、アメリカ本土でのシロアリ被害は深刻で多くの被害が出ています。

主に「アメリカカンザイシロアリ」の被害は日本のように地中の処理だけでは防ぐことが出来ず、家具から出てきたり、直接屋根に飛んできたりするため、効果の持続するホウ酸由来の薬剤が浸透したのかもしれません。

「アメリカカンザイシロアリ」の特徴として、食害のスピード自体はゆっくりですが、とても大きいシロアリですので破壊力が「ヤマトシロアリ」どころではありません。

日本でも「アメリカカンザイシロアリ」の被害が出始めていますので、シロアリ予防法も対応がもとめられています。

引用:http://termitewood.com/termites-photos-and-picture-gallery.html

シロアリ予防をすべき時期とその期間まとめ

コロニーの1%である羽アリを除いては、年中食事をし、繁殖しているシロアリですので、予防すべき時期についてはとくにこだわる必要はなさそうですね。

温かい時期ですと換気をじゅうぶんにできるし、逆に冬場なら揮発性を抑えられると、どちらもメリットがあります。

予防の期間については工法によって違うとしましたが、どちらがいいのかは専門家であるシロアリ駆除業者にその違いを詳しく聞き、お住いの条件に合う方をお選びください。

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