シロアリ対策を自分でできたらお金も、あまりかからないからいいのではないかと思うのですが、どこまで可能なのでしょうか。
シロアリ対策について情報を集めてみましょう。
引用:https://www.kalingapestcontrol.com/project/termite-management/
シロアリ対策 市販される薬剤
ホームセンターやインターネットでも多くのシロアリ駆除剤が販売されています。
商品によって成分や特性が違い、即効性のある物ものから効き目の長いものまで色々です。
ではどんな薬剤があるのかを見ていきましょう。
【シロアリアース】
引用:https://www.google.co.jp
450ml 874円
シロアリの駆除と予防を同時に出来る殺虫剤です。
シロアリ駆除成分ビフェントリンにより巣にいる他のアリにも効果を発揮します。
シロアリが侵入しそうな玄関部分や勝手口付近に噴射しておけば、約半年間は侵入を防ぐことができます。
蟻道を見つけたらすぐにすき間ノズルで駆除しましょう。
【白アリスーパー21】
引用:https://www.monotaro.com/
1L 1,290円、木部用
シロアリなどの木材害虫に効き目があり、強い殺虫効果があります。
また、木材の防腐剤も入っているので被害の進行をおさえることが同時に出来て万能です、
有効成分のシラフルオフェンは農薬としても広く使用される殺虫剤で人畜に対しては害が少なく、殺虫効果は残効性、即効性共にすぐれています。
合成ピレスロイドに匹敵するほどの殺虫効果がありますが揮発性がとても低く、居住者、作業者、周辺環境に影響がほとんどありません。
【白アリスーパー粒剤】
引用:https://www.google.co.jp
5kg 5,343円、土壌用
シロアリスーパー木部用と併用することでさらに効果が期待できます。
人体への影響が低く刺激性、薬物臭がないため作業が楽です。
家の基礎に囲まれた床下の土壌や束石、配管まわりに全体が均一になるように撒きます。
免状散布の場合800g/㎡の薬剤量が適当です。
【シロアリ用土壌処理剤 粒状ネオターマイトキラー 】
引用:https://product.rakuten.co.jp
20kg 9,916円
ピレスロイドと同様の殺虫力がありますが、人畜への毒性、魚毒性が低く、安全性が認められているエトフェンプロックスが主成分の殺虫剤です。
シロアリ以外にも黒アリ、ゲジゲジ、ワラジムシ、ダンゴ虫などが同時に防除できます。
【土壌用白アリ防除剤 ジノテクトスプレッド 】
引用:https://store.shopping.yahoo.co.jp/brt/0368bt.html
4L 5,200円
床下のベタ基礎、土壌にそのまま散布するだけでシロアリの侵入を防ぎます。
シックハウス症候群の問題になっている揮発性有機化合物を含みませんので、ニオイもなく使いやすいです。
標準処理面積は1平方メートルあたり3リットル散布します。
【シロアリハンター】
引用:https://www.google.co.jp
3個入り1,480円、15個入り4,770円。
エサに混ぜた薬剤を食べさせて巣まで持って帰らせ、巣ごと全滅させるベイト式の駆除剤。
有効成分ビストリフルロンは昆虫にだけ作用するので人体に安全です。
散布などの手間がなく、設置後1ヶ月程してシロアリがエサを食べてなければ移動し、食べていたらその周りに追加して設置します。
「ヤマトシロアリ」なら1本、「イエシロアリ」なら6本で巣を全滅することができます。
【SOUFA(ソウファ)】
引用:https://store.shopping.yahoo.co.jp/soufa/z81x0vckdm.html?sc_e=slga_pla
500ml 2,160円
ホウ酸系の防蟻剤で防腐効果、防炎効果があります。
アメリカカンザイシロアリの防蟻効果もありますので、ベランダや2F窓枠などにもシロアリ予防剤として使うのに適しています。
ホウ酸系ですので人体にはほぼ害がなく、防護服などの着用の必要はありません。
薬剤の効果は雨にかからない限り半永久的でシックハウス症候群の心配もなく小さい子供やペットにも害を与えません。
シロアリ駆除剤や予防剤の種類はたくさんあります。
それぞれ成分や特徴が違うので、住宅の立地や事情によって使い分ける必要があります。
それから分量が重要です。
確実に対策するには敷地全面に散布する必要がありますので、市販薬でも10万円を超える費用になるでしょう。
引用:https://www.treehugger.com/natural-sciences/nature-blows-my-mind-miracles-termite-mounds.html
シロアリ対策 自分でするリスク
シロアリ対策を自分でする場合、どんなリスクがあるかを知っておかなくてはなりません。
【薬剤のリスク】
人体に影響はない、安全な成分、といわれていても薬剤(化学成分)であることにかわりはありません。
しっかりと体を覆い皮膚が露出することのないようにしましょう。
またゴーグルや防毒マスクも必要です。
作業後はシャワーを浴びて体に着いた薬剤をただちに洗い落としましょう。
そして家の換気も十分にします。
【再発のリスク】
シロアリは薬剤のにおいを嗅ぐなど身に危険が迫ると、さらに奥へと逃げ込む習性があります。
そのため殺虫剤を使用したことでより被害を拡大させてしまう危険性があるのです。
とくに「イエシロアリ」は100m以上も巣を拡大させることがわかっていますから、駆除後にシロアリ被害が再発すれば家屋に甚大な被害がおよびます。
シロアリを駆除する時は巣のすべてを確定して一気に全滅させることが重要です。
【近所トラブルのリスク】
シロアリに関しては無知な人がまだまだ多いです。
シロアリ予防や駆除をして隣の家へとシロアリが逃げ込むなどということはありえませんが、ご近所トラブルになることはけっこうあるようです。
またシロアリが隣家で発生しないにしても、「ニオイが臭い」などと苦情がでることも多々あります。
シロアリ駆除業者に依頼した場合は、業者が苦情に対して専門的な説明をしてくれますが、自分で対策する場合はご近所トラブルもある程度、覚悟しておかなくてはなりません。
シロアリ対策は自分でできる?まとめ
シロアリ対策は市販薬も多く、意外と簡単に思えてしまいますが、シロアリの種類によっては、被害を広げてしまうなどのリスクもあることを覚悟しておきましょう。
また適正な量の薬剤を購入するにはかなりの費用が必要となります。
費用と労力をかけたのにもかかわらず、効果がないということがないようにしたいです。
もし自信がないようでしたら、シロアリ駆除業者に相談するのがいいでしょう。
最近では良心的な価格設定のシロアリ駆除業者がふえていますから、費用対効果の面でも合理的に対策できます。
引用:http://www.sumai-dendo.jp/hi/shoujou/01shiroari.html
結論から言って自分でできるシロアリ対策はじつはアナログなところにあるのかも知れません。
ある建築家がいうには
「シロアリはとても弱い昆虫である。
だから週に1回でも家の周りを見回って蟻道があれば壊せば十分だ。
そして月に1度は床下を点検すれば十分だろう。」と。
確かに昔の人はそうやって、シロアリ対策をしてきたのでしょう。
そして家の周りをきれいに掃き清め、風通しのいい状態にすることで、シロアリの被害にあわないように気を付けられると思います。
安易に薬剤をまくことよりも、大切なことかも知れませんね。
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