シロアリが発生しているかもしれない、どうやって調べてもらえばいいのでしょうか。
また自分でできる方法もチェックしていきたいと思います。
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自分でできるシロアリ調査
シロアリがいるかのチェックは自分でもできますが、絶対してはいけないことがあります。
まずひとつめは殺虫剤を使用すること。
そしてふたつめは放置することです。
「じゃあどうすればいいの?」となりますが、様々な対処法がありますので、状況に合わせた方法を選ばなくてはなりません。
自分でできるといってもシロアリの被害は床下や壁の中に集中しています。
そのためシロアリがいることがわかっても、壁を破壊するのか、どこに穴を開けて薬剤をいれればいいのかがわからない場合が多いです。
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◆建築後10年以上が経過している
◆基礎断熱工法の家である
◆海の近くに住んでいる
◆雨漏りしているところがある
◆風通しが悪く湿度が高い
◆床がギシギシする
◆ドアやふすまの建てつけが悪くなった
◆垣根などがグラグラする
◆基礎や土台に土で道が作られている
◆羽アリをみた
◆壁や柱を叩くと空洞になったような音がする
◆家のまわりに廃材や段ボールが放置してある
以上が自分でできるシロアリ調査です。
思い当たる点があれば次のステップに進まなくてはなりません。
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殺虫剤を使ってはいけない理由
シロアリは掃除機で吸い込んで放置しているだけで死んでしまう程弱い虫です。
なので殺虫剤で、簡単に殺すことができます。
だけど見えない壁の裏や床下のシロアリ全部を殺虫剤で殺せるかというと、それはシロアリ駆除業者でも苦労する問題なのです。
なぜかというシロアリはとても臆病な一面があり、少しでも命の危険が迫るとさらに壁や木部の奥に入り込んでしまうのです。
そして人間の手の届かないところでまた食害と繁殖を繰り返すのです。
そのため殺虫剤を使ったため、さらに被害を大きくしまったという事例がいくつもあります。
特に素人が殺虫剤でシロアリを駆除した場合70%もの割合で再発するといわれているのです。
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シロアリ被害が発見されたら
お気の毒ですが方法は2つにひとつしかありません。
ひとつ目はとにかく信用できるシロアリ駆除業者をさがして防除してもらうこと。
ふたつ目は市販されている「ベイト」剤を購入してシロアリが食いつくのを待つかです。
どちらにも問題があります。
まず信用できるシロアリ業者を探すということ。
名前の知られた大手はとても高額なシロアリ駆除料金になってしまいます。
一方「ベイト材を購入する方法では、1年以上効果が現れないこともあり、その間に家がどんどんと食害されていってしまうことです。
まさしく我が家に起こった災害ですが、何とかして乗り越えなくてはいけません。
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どんなシロアリ駆除業者がいいのか
さて自分ではかなりの確率でシロアリ被害が発生していると思われ、シロアリ駆除業者に無料点検に来てもらうことにした場合、何を基準に業者選びをすればいいでしょうか。
いくつかおすすめできるチェックポイントを整理してみました。
その1.日本しろあり対策協会に加盟している
公益社団法人日本しろあり対策協会ではシロアリ駆除・防除に関しての薬剤や施工基準などガイドラインを統一し、安全で確実なシロアリ駆除を推進しています。
そのため日本しろあり対策協会に加盟しているシロアリ駆除業者は、不当に高い費用を請求したり、安価で危険な薬剤を使用するということがありません。
加盟業者は必ず「しろあり防除施工士」の資格を保有し施工にあたっています。
また連携団体による消費者相談窓口も設けていますので、万が一トラブルが発生しても受け皿があり安心です。
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その2.5年間保証がある
シロアリが薬剤によって家屋の奥へと逃げていく習性があるため、プロであっても再発する可能性が高いです。
そのため長期的に観察する必要があり、再発した場合には無料で再施工してくれる保証のある業者を選びましょう。
ここでポイントとなるのは、保証内容です。
多くの業者が5年の保証サービスをしていますが、再度のシロアリ駆除のみの場合と、家の補修(300万円~1000万円)を含む場合とがあります。
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一見、5年以内にシロアリが発生した場合、家の補修費用も保証してもらいたいところですが、補修費用を保証してもらえる分、最初のシロアリ駆除費用に上乗せとなっていますので、高額になることが多いです。
余程、再発が心配なら少々高くても家の補修費を保証してもらえる業者を選べばいいですが、現実的には再発率というのは低いです。
どちらを選ぶかは個人の価値観となります。
その3.追加料金がかからない
シロアリ駆除にまつわるトラブルでも多いのが「追加料金」です。
最初に提出された見積もりにはなかった駐車料金や、木部処理代など、施工後から請求されるケースです。
それも10万円以上の上乗せになっているといった事例もあり、消費者センターに苦情が寄せられていますが、すでに終わった工事ということで泣き寝入りになる場合が少なくありません。
どこからどこまでをやってくれるのか明確にしている業者を選ぶようにすることが大切です。
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その4.説明が丁寧でわかりやすい
シロアリ駆除は調査の時から、業者の言うことをメモに取るようにしてください。
「言った!言ってない!」といったトラブルを避けるためでもありますし、専門用語など聞きなれない言葉が多いと、よくわからなくなってしまうことがあるからです。
その点、メモにしっかりとっておけば、家族とよく相談できますし、後からインターネットなどで調べることでより理解が深まります。
そして説明がわかりにくく、誠実さを感じられないようなら、その業者には依頼しない方がいいでしょう。
また家族の健康状態などについても話をしっかり聞いてくれるかどうかもポイントのひとつです。
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その5.むやみに急かしてこない
ただでさえシロアリ被害がでて不安なところをさらに煽るように急かしてくる業者はよくないです。
シロアリ被害が見つかったからといって、すぐに家屋が倒壊するということは、まず考えられませんので、ゆっくりと確実な業者選びをしましょう。
また、色々と商品をすすめてくる業者にも要注意です。
もちろん、本当に必要なものである場合もありますが、必要でないものまで売りつけてくる業者がいないわけではありません。
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シロアリ調査の方法は?自分でできる?まとめ
いかがでしたでしょうか。
シロアリ調査、自分ですることはできますが、その対応となると自分でできることには限界がありそうですね。
また再発してより悪化することを覚悟で自分でシロアリ駆除をしてしまうこともできますが、多くの専門家はやめた方がいいといいます。
それはあながち商売上から言っているのではないようです。
なぜかというとシロアリ被害には「家屋の倒壊」といった深刻な被害が予測できるからです。
大きな地震が起こるたびに問題視されるのですが、時間が経つとその危機感は薄れてしまっています。
家族を守るはずの家が逆に家族を危険にさらすということは何としても避けたいです。
シロアリ110番
シロアリ駆除費用ガイドナビがオススメするイチオシの業者は、「シロアリ110番」です。
シロアリ駆除の業者を選ぶ際に、ポイントになるのは以下の5つです。
シロアリ110番は、これらのポイントをしっかりと押さえています。
- 費用(1坪あたり、1平米あたりの料金がリーズナブルか、追加料金の有無、など)
- 思い立ったらすぐに相談できる窓口
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